ギックリ腰はどんな時に起こる?
季節の変わり目にギクッと、、、
朝起きて歯磨きをするとき、車の乗り降り、ふと荷物を持ち上げた時にあなたも経験ありませんか?
私自身も学生時代に経験があります。もう二度とあんな経験したくありません。
あなたにも経験して欲しくないという思いですが、患者様を診させていただいても分かりますが昔になってまたやっちゃった〜っていう方がたくさんおられます。
医療機関や整形外科、整骨院、整体等通っているのに、、、
そういった方にギックリ腰の原因や予防方法など簡単にまとめてみました。
コップの水がいっぱいになり、水が溢れる。これがギックリ腰や痛みのボーダーラインです。
動けないほどのギックリ腰が急に起きる=それまでに蓄積された筋肉の疲労や血液の流れが悪くなっている状態ということになります。つまりギックリ腰に急になったのではなくいつなってもおかしくない状態なのです。
ではなぜ、予防のためにマッサージや整骨院など通っていたのになるのか?
答えは簡単です。原因となる筋肉やなぜ硬くなるのか、といった根本を診れていないからですね。
患者さんは腰が痛いので無意識に腰に手を当てます。
じゃあ腰をマッサージしよう!これだけではあなたを苦しめる”魔女の一撃”はさよならできません。
痛みが直接関与しているのは筋肉の硬直や炎症
深い筋肉『大腰筋』この筋肉は横隔膜と付着していることから、咳やくしゃみなどで腰が響くといった方は深い筋肉に原因があるかもしれませんね。
また筋肉の収縮状態を考えてみましょう。親戚の叔父さんと腕相撲した時、腕に力が入らないくらい頑張った経験ありませんか?笑
ずーっと筋肉が収縮していると、酸素不足になりますよね。血流もすごく悪くなってしまいます。
これが大腰筋の収縮です。夜寝ている時に血液の流れが悪くなり、酸欠状態、老廃物の蓄積などが原因で朝の時間帯にギックリ腰が起こってしまうんですね。
もちろん、この筋肉にアプローチしてあげることがベストですが、お家や普段の生活の中でも予防できることがたくさんありますので、ご紹介します。
①呼吸
人間は1日呼吸を約2万回以上していると言われます。
そのうちの数回、数分意識することが重要なのです。
②四つん這い&ハイハイ運動
四つん這いは肩から手首まで90度、股関節から膝90度、背中を丸めるよる。おへそを地面の方に突き出して腰を反らすように交互にします。骨盤、腰椎を機能的に動かすことができます。
赤ちゃんが二足歩行になるまで頑張ってハイハイをして身体を強くします。また生理的な弯曲が形成できますので、ぜひお家でハイハイ運動をしてみましょう。