箕面で整体・骨盤矯正なら「健寿の森整体院」

華やかなイメージを持つ芸能人は、どこに行っても元気よく・笑顔で仕事をしなければなりません。
それは常人の想像を絶するほど大変なことで、時には激烈な痛みと戦いながら舞台に出ることもあります。

脊柱管狭窄症は、痛みを通り越すとしびれが生まれ、やがては手術さえ余儀なくされる状況に陥ります。
そのため、芸能人の方は手術を受けるまで我慢することも珍しくないようです。

果たして、脊柱管狭窄症を手術で完治した方々は、どのような症状に悩み、我慢して、最終的に手術に至ったのでしょうか。
今回は、芸能人・有名人の症状から我慢することの恐ろしさを紹介するとともに、整体院の目線から適切な対処を早期に行うことの大切さについて触れていきたいと思います。

過去に脊柱管狭窄症と診断され、手術を受けた芸能人・有名人

まずは、過去に脊柱管狭窄症と診断されてから、最終的に症状が悪化して手術を受けた芸能人・有名人の方々について、詳細をご紹介します。
自分に似たような症状が見つかった場合は、決して我慢せず、早めの相談を心がけましょう。

宮川大助さん

漫才師の宮川大助さんは、脊柱管狭窄症の激痛・しびれにより、背中を25cm切る大手術を経験しています。
テレビや舞台で夫婦漫才をご覧になった方も多いと思いますが、あのエネルギッシュな舞台の裏には、激痛に耐え続けていた時代があったのです。

もともと、宮川さんは身体を動かすことが好きで、野球・マラソン・畑仕事などに精力的に取り組んでいたそうです。
しかし、それがもとで腰痛に長い間悩まされ、次第に痛みが強まっていきました。

手術を受ける直前には、毎朝痛みで七転八倒しながら起き上がり、漫才中も汗だくになって痛みをこらえていたとのこと。
鍼灸・整体・理学療法・痛み止めと、ありとあらゆる方法で症状を抑えていましたが、とうとう腰から下の感覚がなくなり、手術することを決めたそうです。

最終的に、手術は無事成功したものの、手術後の傷跡から感染症にも罹患しており、薬の力も借りながら回復に至ったそうです。

みのもんたさん

いつも明るく笑っている印象が強い、日本を代表する名司会者の一人として知られていますが、みのもんたさんも脊柱管狭窄症に悩まされていました。
かつてマイナーだった脊柱管狭窄症という症状は、みのさんが手術を受けたことで全国区となりました。

脊柱管狭窄症が有名になったのは、みのさんが脊柱管狭窄症だったことだけが理由ではなく、手術の翌週に仕事に復帰していたことも一因と考えられています。
具体的なアプローチは紹介されていませんが、かなり腕の立つ医師によるものだったのではないかと推察されます。

高田純次さん

「適当男」として全国のお茶の間に笑いを届けている高田純次さんも、人知れず脊柱管狭窄症に悩んでいた一人です。
非情なことに、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症のダブルパンチが、高田さんを襲っていたのです。

持病としては、どちらかだけでもかなり辛いものですが、2つも抱えていれば当然投薬では歯が立たず、やがてしびれにも悩まされるようになります。
手術に不安を抱いていたとはいえ、今後を不安視して手術を受け、無事成功しました。

リハビリもかねて、旅番組のロケに出るほどに体調も改善し、今後ますますのご活躍が期待されます。

水前寺清子さん

名曲を数多く世に送り出してきた「チータ」こと水前寺清子さんは、デビュー後に抱えた爆弾から脊柱管狭窄症を患いました。
デビューしてから1年半が経過した頃、ステージ上の事故で左ひざじん帯を断裂し、それからは後遺症で左脚の腱が外れる「腱脱臼」に悩まされることになります。

長年にわたり足をかばいながらステージに立ち、着流しを着て腰回りもさらしで固めた服装が災いしたのか、症状が悪化したときには「何かにつかまって歩かないと、3メートルも歩けない」状態にまでなったことも。

あるステージで、両足の先が冷たくなり、とうとうお尻・足先にしびれが移ったところで手術を検討する段階に至ります。
最終的に、変形して神経を圧迫していた脊柱管の骨を削り取る手術を受けたそうです。

芸能界に早く復帰できた理由

芸能界で司会者・出演者・歌手として働くということは、一般人には到底理解できないほどのストレスがあるはずです。
また、同じ姿勢・動きを続けることが多いため、次第に疲労や身体の歪みが蓄積されるおそれもあります。

それだけ身体に大きな負担がかかり、なおかつ休みも取れないからこそ、脊柱管狭窄症は早い段階で適切な対処が必要です。
しかし、それでも何とかならないということで、上記の方々は手術という選択肢を選んだ・選ばざるを得なかったというところでしょう。

ここで、整体院の目線として注目しておきたいのは、手術後の回復の速さです。
みのもんたさんは、手術の翌週には仕事に復帰していたとのことですから、おそらく手術自体が身体に負担のないものだったのでしょう。

実は、手術は「より負担のない方向」へと進化しています。
それは脊柱管狭窄症においても同様のようです。

低侵襲手術という新しい技術

あまり聞き慣れない言葉ですが、低侵襲手術(ていしんしゅうしゅじゅつ)という用語があります。
これは、身体にかける負担の少ない、患者さんの身体に優しい手術のことを指します。

皮膚を切る範囲を減らしつつ、出血を減少させ手術時間を短縮させるという特徴があります。
脊柱管狭窄症に限らず、手術の現場では取り入れられている技術です。

主な方法は内視鏡下手術

低侵襲手術の代表的なものに「内視鏡下手術」があります。
身体に数か所小さな穴をあけ、体に数ヶ所小さな穴をあけ、腹腔鏡や胸腔鏡(鏡視下)を体内に挿入して手術を行います。
大きなメリットとして、傷が小さく痛みが少ないというものがあり、開腹手術と比較して回復が早いのが特徴です。

脊柱管狭窄症で行う場合は、腰椎を固定する方法としない方法とに分かれています。
細かい技術は割愛しますが、入院の拍数で言うと、固定する方法は10~14泊程度・固定しない方法は2~7泊程度というのが平均的なようです。

切開手術の場合、およそ3週間は入院する計算になるため、やはり回復の早さは魅力的です。

手術は必要ではないという声も根強い

このように聞くと、それなら手術で早めに治してしまおうと考える方は多いはずです。
しかし、手術である以上、身体に何らかの形で傷をつけることに変わりはないため、よく考える必要があります。

整体院の目線で考えると、そもそも脊柱管狭窄症による腰痛・坐骨神経痛というのは、明確に原因を特定するのが難しいという特徴があります。
見た目にはどうやら脊柱管に問題がありそうだ、というケースであっても、腰以外の部分・脊柱管以外の部分に少なからず問題を抱えていて、それらが複合的に痛みを生じさせている可能性は否定できません。

医療従事者の中でも、手術を受けるべきかどうかは意見が割れており、当院にも手術は嫌だという理由から施術を受けているお客様は多いです。
やはり、最後の手段として、何をしても改善せず他に手立てがない状況になってから、手術を検討することをおすすめします。

当院で施術を受けて改善するには

芸能人の方々は、一般人と比較して我慢強く、存在自体のニーズも非常に強いことが特徴的です。
休まず仕事に向き合うエネルギーは流石の一言ですが、一般人が簡単に真似できるものではありません。

きちんと体調管理をして、休むべき時に休むことが大切です。

整形外科のように、決め打ちするのはリスクがある

整形外科で手術に至る場合、どのような理由で痛みが生じているのか、原因となる箇所を特定してから手術に至ります。
その過程で身体に穴を開けるわけにはいかないため、医療機器で判別できない部分については、当然医師の推理・判断があります。

問題は、その部分に個人差があることです。
バッチリはまれば改善は早いものの、そこに問題がない場合は症状の悪化にさえつながるおそれがあります。

整体では、医療機器を使った判断はできないため、身体に触れる中で痛み・しびれの原因を特定することはできても、パーツを外して新しいものを付け替えるということはできません。
逆に言えば、それこそが整体の強みでもあり、身体全体のバランスを見て調整をかけるだけで改善に向かう人もいるのです。

あえて細かく問題の部位を決め込まず、その問題が生じている原因を身体全体から考えて施術するのが、整体のメリットであり特徴です。

自分自身の過去に向き合おう

芸能人・有名人の方でなくても、身体は基本的に頑丈で我慢強いものです。
身体にとって本来の動きではない体勢・姿勢でも、必要とあらば長時間その状態を保つことができるからです。

しかし、長年同じ姿勢をしていると、当然身体はクセとしてその姿勢を覚えていきます。
それが本来の身体の機能を妨げている場合、やはり矯正しなければなりません。

自分自身がどうやって暮らしてきたのか、習慣を直さなければならないならどうすればよいのかなど、面倒なことは増えるかもしれません。
それを覚悟して施術に臨めば、思い通りの身体を作ることも不可能ではありません。

身体がきちんと動いてくれることも大事

まだ症状が軽微なうちに身体をきちんと動かすことも、当院の方針の一つです。
20代の頃と同じくらいのレベルにまで回復させることが、最終目標と言えます。

問題を把握し、問題を解消する施術を行った後のケアは、残念ながらお客様自身で行わなければなりません。
身体が慣れるまでは大変ですが、もともと狭くなった脊柱管の部分を修復する「リモデリング」が身体の中で行われれば、あとはその働きを強めるために必要な運動・施術を行っていけば症状の改善につながります。

まず、普段の身体の動きをきちんと整えること。
それが、整体の施術にとっては重要な部分ではないかと、当院では考えます。

おわりに

芸能人の悩みは、一般人には一目見て分からないものです。
その存在自体がビジネスになることから、まずは現場に出向かねばならず、仕事を休むのが難しい一面はあるのかもしれません。

しかし、一般人の我々が、同じように我慢する必要はありません。
つらい症状を我慢することは極力せず、改善に向けた動きを一緒に進めていきましょう。

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