箕面で整体・骨盤矯正なら「健寿の森整体院」

腰の痛みから整体院などに足を運び、坐骨神経痛という症状が疑われた場合、その原因を自分で特定するのは難しいものです。
この分野においては、医師や専門家においても考え方があいまいなことが多く、明確な原因を突き止めるには綿密なカウンセリングが必要になるからです。

その一方で、症状を具体的にまとめたチェックリストも存在しており、セルフチェックや医療機関でのテストを受けることにより、症状の原因を特定できることもあります。

今回は、つかみどころのない「坐骨神経痛」の症状につき、セルフチェックに焦点を当ててご紹介します。

そもそも、自分が坐骨神経痛かどうかのセルフチェックは可能なのか?

坐骨神経痛は、専門家でも意見が分かれることもある分野であり、その原因を一般人が簡単に判断できるものではないというのが、当院の見解です。
しかし、疑いをかけるにあたって目安となる症状はいくつかありますから、自分がどれにあたるのかを比較することで、ある程度当たりを付けることはできます。

症状としてチェックリスト化されるであろう項目

まずは、症状としてチェックリスト化しても問題ない項目、実際にチェックリストとして発布されている項目についてご紹介します。
主なものをまとめると以下の通りです。

  • ほてりや冷えなどの感覚、むくみや突っ張る感じが脚にある
  • ある体勢や姿勢をとっていると、腰や臀部、股関節とその周辺、太ももの裏側、膝、ふくらはぎ、足首、足の指などに、痛みやしびれといった症状が発生する
  • 足に力が入らない(片側もしくは両側)
  • 腰や脚に手で触れた際、どことなく触れたという感覚に乏しい
  • 打撲や筋肉痛のように、明らかな原因がないにもかかわらず、痛みやしびれの症状がおさまらず、慢性化している
  • 横になったり、腰を軽く丸めたりした状態になって身体を休めていても、痛みやしびれが続いている
  • 歩いていてしばらくしてから痛み、しびれが発生するが、座ると痛みがおさまって時間が経つとまた歩けるようになる
  • くしゃみ、せきなどによって、下肢や臀部、腰などに痛みや違和感を感じることがある
  • 歩き始めた段階で痛み、しびれが発生する
  • 寝ているとき、急に痛みが発生して起きてしまう
  • 排泄行為の際に、頻尿や失禁、違和感、感覚の無さに悩まされる

ざっと挙げただけでもこれだけの原因があるため、いずれかに該当した場合は専門機関に相談することを検討しても良いと思います。

少し深刻な症状の場合、テストを受けることもある

交通事故などが原因で、症状が特定できないが何となく身体が痛いと感じる場合は、医療機関などでテストを受けることがあります。
具体的には、以下のようなテストを受け、どの時点で痛みを発症するかにより症状を特定します。

▲SLRテスト

このテストでは、患者さんが痛みのある方に仰向けで寝転がった状態から、医師が患者さんの足を伸ばしたまま上に持ち上げていきます。
このとき、正常な場合は70度までは上がるはずですが、坐骨神経に何らかの障害があった場合、痛みによってそれほど足が上がりません。
このテストの結果は、事故における後遺障害を認定する際に用いられることもあります。

▲ケンプテスト

このテストでは、患者さんは立つか座るかした状態で、検査する人がその後ろに立つというスタイルを最初に取ります。
検査する人は、患者さんの大腿(骨盤)を片方の手で支えつつ、反対の手で患者さんの肩に手を置き、体幹を回しながら右後ろ・左後ろに少しだけ身体を伸ばすという検査方法になります。

言葉で表現すると少し難しいですが、要するに身体を一方向に少し曲げてみて、坐骨神経に沿った痛み・しびれが認められるかどうかをチェックするテストです。
もし、身体を曲げた際に痛みがあれば陽性と判断されます。

これは椎間板の損傷や、椎間板ヘルニアなどによる神経根の圧迫が、椎間板の内側と外側のどちらにあるのかを確認する検査方法です。

▲ラセーグテスト

このテストは、患者さんを平らな場所に仰向けにして、膝を伸ばした状態から片足を30度以上の角度に上げていく方法です。
SLRテストの別名にあたるテスト方法です。

ちなみに、ラセーグテストの段階においては、坐骨神経痛かどうかを判断する際の信頼性は100%ではありません。
その後に行うテストの結果を踏まえてから、陽性かどうかの判断をします。

▲プラガードテスト

このテストがSLRテスト(ラセーグテスト)の後に行うテストになります。
SLRテストの際に痛みがあらわれたら、そこから角度として5度ほど下げてから足関節を反らせていきます。
その状態から、脚の関節を背屈(足の甲の側に関節を動かすこと)させることで坐骨神経をさらに伸ばしたとき、痛み・しびれが増すと陽性と判断されます。

このテストを行った場合、筋肉の緊張と混同しないことが大切です。
例えば、テストを受ける側がハムストリングスやアキレス腱が緊張して痛んでいる場合は、原因が異なるケースがあるからです。

▲ボンネットテスト

このテストでは、仰向けで痛い方の膝を立てて、痛い足を痛くない足の外側に置きます。
この体勢を簡単に説明すると、脚がクロスしていて片膝が立っている状態になります。

痛い方の膝を股関節から内側に倒した後、お尻の筋肉を伸ばし、坐骨神経に沿った痛みを患者さんが感じた場合、陽性とします。

▲FNSテスト

このテストでは、患者さんがうつ伏せになり、片足の膝をが90度になるようにさせてから、股関節を伸ばしつつ足を上にしていきます。
このとき、太ももの前面に痛みが生じた場合、大腿神経の神経根に異常を認める場合があります。

健寿の森で考える坐骨神経痛の原因

続いては、健寿の森で考える「坐骨神経痛の原因」について、いくつか触れていきましょう。
整体院の目線で原因を知ると、より詳細に坐骨神経痛の正体に迫ることができます。

椎間板ヘルニアが疑われる場合

神経の根元にあたる部分が原因と推測される場合の、一つの可能性です。
例えば、前屈をしたときに痛みが出る場合は、椎間板ヘルニアが疑われます。
坐骨神経の付け根が圧迫されることにより痛みを感じます。

脊柱管狭窄症が疑われる場合

脊柱管内の内圧が上がることにより、神経が刺激される症状になります。
長い間歩くことはできないのですが、しばらく休んでいるとまた動けるようになるのが特徴です。

椎間板ヘルニアが前屈した際に痛みを感じるのに対し、脊柱管狭窄症の場合は逆で前かがみになると症状が和らぐ傾向があります。
運動の面では、自転車こぎは痛みなくできるという特徴があります。

大腰筋性坐骨神経痛(だいようきんせいざこつしんけいつう)が疑われる場合

あまり聞き慣れない疾患ですが、大腰筋が腰の神経を圧迫することにより引き起こされる坐骨神経痛になります。
症状が疑われる方の傾向として、過去に腰部で何らかのトラブルを抱えていたケースが該当します。
具体的には、慢性的に腰痛に悩まされていたり、数回ぎっくり腰をやってしまったりしている方がなりやすいです。

比較的身体の深い部分で症状を感じることが多く、ピキっと瞬間的に激痛が走るというよりは、鈍い痛みが深く染み込むような感覚を覚えます。
朝起きて身体を起こす際や、長時間座ってから姿勢を起こす際、仰向けに寝ているときなどにつらさや痛みを感じる傾向にあります。
くしゃみなどをすると、腰や足に深く響くこともあり、次第に体力が奪われていきます。

梨状筋性坐骨神経痛(りじょうきんせいざこつしんけいつう)が疑われる場合

こちらもあまり聞き慣れない症状ですが、スポーツをやっていた方なら聞き覚えがあるかもしれません。
ヨガをやっている方も聞いたことがあるかもしれませんね。

そもそも梨状筋というのは、地味な筋肉ながらも股関節において重要な役割を果たしています。
骨盤の背面と背骨をつなぐ重要な骨である「仙骨」を安定させる役割を担っています。
分かりやすく説明すると、梨状筋は大腿骨と仙骨との間で動きを調整するロープのような筋肉になっていて、大腿骨の動きに合わせて仙骨を調整しています。

この梨状筋が何らかの理由でしなやかさを失い、神経を圧迫することで坐骨神経痛が起こったと思われる場合、梨状筋性坐骨神経痛という疾患が疑われます。

主に臀部・太もも裏面・ふくらはぎに痛みやしびれが起こり、身体を前屈させると痛みがより強くなります。
ただ、座位よりは立っていた方が症状としては楽で、座っていると痛みやしびれが増す場合があります。
また、痛む側を上にして横向きに寝ると、痛みが増す傾向も見られます。

仙腸関節障害が疑われる場合

骨盤における「仙骨」とその脇にある「腸骨」の間の関節に問題がある場合です。
正常な歩行ができずに数年が経過したり、過去に捻挫・骨折などが原因できちんと歩けなくなったりしたことで、筋肉や関節が骨盤内の正常なバランスを取れなくなって起こります。
このあたりは、過去にどのようなケガをしてきたのかなどを綿密にヒアリングして判断する必要があります。

おわりに

坐骨神経痛の症状を自分で紐解くための情報を知っておけば、万一自分の腰などに想定外の痛みが発生した際、判断材料とすることができます。
しかし、それでも自分の独断で症状を特定することは、極力避けた方がよいでしょう。
自分が思っていた以外の部分に、大きな原因が隠れていることはよくあります。

あくまでも、整体師との問診の際などに資料として提出するにとどめ、独断で症状を判断してエクササイズなどを始めないことが賢明です。
痛みを倍加させる前に、しかるべき施設に相談してくださいね。

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